カメラとあひるの水面下バタフライ。

写真は向かないって言われてからの、日々思うこと。

初産を見守る。

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やっと休みになった。

今、展示をお願いしている、南船場フォトウォークにやっと行けた。

普段なら、展示でお世話になっていたら、毎晩のように在廊するのだけれど、

毎晩のようにワークショップだ、授業だなんだ受けていたら、行けなかった。

そして、ようやく行けた。

 

天気だから絶対に自転車で行くと決めていた。

何ヶ月ぶりだろう、乗ったの。

気持ちよかった。本当に。

知り合いの働く中国茶のお店にランチに行った。

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美味しかった。本当に。

 誰か大阪に来たら案内したい。全力で。

 

そこから、のんびり南船場

アビィは安定した人たちが出てるだろうから、と、アビィから攻める。

うん、はい、とサラッと終わり。

 

ワークショップのプリントと、ネガを受け取りに、壹燈舎さんに。

杉本さんから、ネガの切り方、バルナックへのネガの充填まで教わり、年末の展示に向けて、よろしくお願いします、と伝えた。

もー。けったいなことする子やなぁ、と笑いながらいろんなことを教えてもらった。

そして、遊んでくれたことのある女の子の写真にほわほわする。

 

ここで、アクリュ、ソラリスに向けて自転車を駐輪所に預ける。

どちらも、なかなか止めづらい場所なのだ。

 

先にアクリュ。

入った途端に、自分のポートフォリオ眺めてる人がいて、挙動不審に。

お連れの方となにか写真指差して話し込んでて、心底、ドッキンバッキンした。何話してたんだろう。

搬入は1人だったから、完成したライトダウンした空間に、あの写真のシルエットがはっきりと浮き出ていて、本当にアクリュ、いや、ギャルリ・キソウでよかったと思った。

他のギャラリーがのびのび展示してるのをみて、ちょっと揺らいだけど、キソウでよかった。

 

こそこそとソラリスに移動。

そこで随分といろんな話を橋本さんと出展者の方と話し込む。

そこでとても綺麗なカラーの手焼きに出会う。

あーカラー暗室に入りたいって心の底から思った。橋本さんの写真をはじめてきちんとみたけど、なんて繊細なんだろう、と。

そうしたら、今夜の暗室ワークショップの話になり、現像で一緒になった女の子だけ、とか言うから、その初産に立ち会いたいと思ってしまった。

とりあえず、キソウの様子見てきます、と伝えて、後にする。

 

再びキソウにいって、ギャラリストの大谷さんに挨拶して、眺める。

やっぱり自分の写真が異質に見える。

大学生なのか、ミーツの集まりなのかわからないけれど、男女6人組が片っ端から写真見たり、ブック見たりしてた。

キラキラ眩しいオーラが出てて、彼らには僕の写真がどう写るのか気になった。

そこで気づいた。

遠くからみても気づくくらい、表書きに使った、キソウの方にもらった、タイトルを書いたカードがヨレヨレになってることを。

 

誰にも触れられていないなら、きっと汚れたり、ヨレたりしない。つまり、いろんな人の手に、どんな形であれ、触れて貰えたんだろう。

なんて幸せなことだろう。

 

そのあと、やっぱり、ソラリスのワークショップが気になって、暗室を訪ねた。

 

表向きに現像液に浸してて、像が浮かぶだけでも感動して感嘆の声が漏れる。

あーーーーーー素敵な初産に立ち会った。

はじめてカメラをつかって、はじめて現像して、はじめて暗室で手焼きする感動。

彼女の選んだコマが漢らしくて、

覆い焼き、焼き込みも体験して、新たなる光を得た写真を見た。

 

楽しくてたまらない、という、彼女の初産。

 

その姿だけで、やっぱり暗室入りたいなぁ、ってなった。

年明け1発目、やっぱ、あの展示、出してやりたい。

限界まで追い込んでみたい。

というか、自分の光を見せたい。

光がないと言い切ってきた人もいたけど、自分は自分って見せたい。

 

なに言われるか知らんけど、出してやる。

 

 

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