カメラとあひるの水面下バタフライ。

写真は向かないって言われてからの、日々思うこと。

麻痺と視覚と、覚悟、と。


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嫁いできて、何十年。

お寺の麓でお母さんやってる、お母さん。

 

 

今朝、病院から連絡が来た。

血液検査の結果は、限りなく限界値だ、と。

本当にこのままでいいのか、と。

上昇を続け、余命を短くした検査。

その後、ふと、1ヶ月横ばいだった数値が、ドンと跳ね上がった。

 

 

そんな今日。いや、ここ数日か。

自分の精神状態が尋常じゃないって、いよいよもって身をつまされた。

今の脳腫瘍のせいもあるのだろうけど、

とにかく、なけなしだった集中力が、

どこもかしこも無いのだ。

部屋を見れば大体はわかるのだけど、

正直にいうと、4/26を境に、自室の床を見たことがない。

10年以上の一人暮らしにして初めてである。

本来なら周期がきて、片付けたりするし、ある程度を維持できるのだけど。

 

つまり、8ヶ月。

精神は蝕まれたまま。

何度も片付けようと試みた形跡が痛々しい。

 

そして、

それに合わせて、写真への考え方が少し揺らいだ。

悪いことなのか、いいことなのかわからないけれど。揺らいでる。

 

そして、前回にも書いた、

わずかに感じた情熱。

いや、情熱なんてもんじゃないな。

無鉄砲な願望。

そのために時間が少し欲しい。

 

昨日、新しい道具を譲っていただいた。

イマドキ必要ないものかもしれないけど。

 

部屋を片付けてから現像しよう、とか、

焼こうとか考えていたから、何ヶ月も経ってしまった。

 

昨日、話した言葉。

またゆっくりと自分の身体を巡る。

 

 

今年のベストがまだ決まらない。

撮り下ろしすることだっていいのだから。

さ、とりあえず、カメラを持とうか。

 

 

貴方が嫁いで、

何年も、何年も、女将として過ごした日々に敬意を払って。

 

また、三日坊主かもしれない、熱を帯びた思考と共に生きられるように。

写真と共にあることを。