ただ、貴女が、いなくなって7年という実感が湧かないままなのです。
いえ、貴女がいなくなったということすら、わからないまま。
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それでも無情に刻が進むにつれて、
次を見つけたような気がしたこともあったし。
貴女への裏切りではないかと、悩んだこともあった。
やっぱり、貴女ほど居心地のいいものではなかったから、すぐにダメになったよ。
そして、悠々自適に独りで生きてる。
今月、21日で、出会った時の当時の貴女の年齢になります。
13年先を貧しくても慎ましくも信念を曲げず生きている貴女が眩しくて、たまらなかったのを覚えています。
どうか、貴女の眠る三陸の海が穏やかであることを祈って。
今日を生きようと思います。
なんてことない、日々を。
あの日から変わらない日々を。
この日のための特注の青いポピーと、アネモネ。
今年も贈ったので、また受け取ってください。
その大きな海となった、貴女の波という腕で。